- 周りの子がみんな行き始めたから大手の塾に入れてみたけど、全然ついていけてへん…
- 個別指導でしっかり見てもらってるはずやのに、北辰テストの偏差値がピクリとも動かへん…
受験の時期を迎えると、みんな一度は「どこの塾が良いんやろ?」って迷子になってまうよね。
世の中にはいっぱーい塾とか学習サービスがあるけど、それぞれの特徴とか、ちょっと困るところ、それから「どんな子に向いてるか」をちゃんと分かっているお母さん方って、実は驚くほど少ない気がするわ。
どんなに評判が良い塾でも、今の偏差値とかその子の性格に合ってへんだら、お金をドブにポイしちゃうようなもんやしね。
ウチ、教育業界で10年くらい受験生を見てきてな、これまで500人以上の生徒の背中を押してきたんよ。
元は大手の進学塾で講師をしてて、今はプロの家庭教師として活動してる「あおば先生」です。
埼玉の県立御三家や上位・中堅高校はもちろんのこと、早慶の附属高校にもいっぱーい合格させてきた実績があるから、塾のリアルな裏事情にはちょっとだけ詳しいんよ。
今回は、あらゆる形態の教育現場をナマで見てきたウチが、それぞれの塾の違いとか、リアルな向き不向きを包み隠さずお話ししちゃおうかなって思います。
子供の成績を本気で変えたいなーって思ったら、まずはこの「教育業界の仕組み」を、しっかり頭に入れといてな?
結局どんな塾が合うん?
特殊進学塾:早稲田アカデミー・サピックスなど
まずはここをハッキリ分けておこか。
埼玉県立高校を第一志望にする子が、なんとなくで選ぶ場所やないんよ。
ここは筑駒とかお茶女みたいな「国立」、それから開成、渋幕、慶應志木、早大本庄みたいな「最難関の私立」を本気で狙う子たちのための別格の進学塾なんやよ。
ウチも早慶附属に多数の合格者を出してきたからよく分かるんやけど、求めるレベルが埼玉の公立受験の常識をはるかに超えちゃってるんよね。
びっくりすることに、埼玉の公立で一番トップの県立御三家(浦高・一女・大宮)ですら、早稲田アカデミーさんやと2、3番手のクラスから合格者がゴロゴロ出てるっていう、次元の違う世界なんやわ。
一番上のクラスの子たちからしたら、御三家すら眼中にない。
もう、住む世界が違う戦いやね。
やから、カリキュラムも完全に「規格外」やね。
県立御三家を狙うためにここの高い基準でもみくちゃにされれば合格率は上がるかもしれんけど、ちょっとオーバースペック気味やなぁ。
授業が難しすぎて、普通の学力とか生半可な覚悟で入っちゃうと、周りの天才たちに圧倒されて、入った瞬間に心がポッキリ折れちゃうかもしれんわ。
なーんて、ちょっと怖がらせすぎたかな? でもほんまの話やよ。
進学塾:スクール21・あづま進学・栄光ゼミナールなど
埼玉県内で県立御三家をはじめとする「学校選択問題採用校」への合格実績を誇る、地域密着型の大手進学塾さんやね。
県立第一志望の上位層の子たちにとって、ここがメインの戦場になります。
もし北辰テストの偏差値が「65以上」あるんやったら、迷わずここ一択やね。
ウチが塾講師をしてた頃もそうやったけど、埼玉の公立トップ校の入試データとか、学校選択問題の対策ノウハウは、こういう地域密着の進学塾さんが圧倒的な武器を持ってるんよ。
周りのライバルたちのレベルも高いから、勝手に競争心がメラメラ湧いてきて、グングン学力が引き上げられる最高の環境やと思うわ。
向いてるのはね、「自分で宿題をちゃんと管理できて、みんなのスピードに必死に食らいつけるタフな子」やね。
ただ、お母さん方へ、覚悟しとかなあかん最大の罠があってな?
このレベルの進学塾さんは、夏期講習とか冬期講習のたびに「10万円以上」が余裕でパタパタ飛んでいくんよ。
普通の月謝にプラスして、オプションの講座が雪だるま式にドンドン上乗せされるから、1年間のトータル費用はなかなかにエグい金額になってまうわ。
補習塾(集団指導):国大セミナー・こうゆうかんなど
地域の個人塾さんとか、学校の教科書の内容をしっかり定着させるのをメインにしてる中堅の集団指導塾さんやね。
一言で言うたら「コスパ重視」の選択やね。
さっきの進学塾さんに比べたら月謝も講習代もお財布に優しくて、やることも「学校の授業の先取り」とか「定期テスト対策」がメインになるんよ。
内申点をしっかりキープして、偏差値50〜60くらいの上位・中堅公立高校を確実に狙いたいお家にとっては、一番費用対効果が良い選択肢やと思うわ。
向いてるのはね、「学校の平均点くらいで、1人やとついサボっちゃうけど、みんなと一緒にされたら真面目に宿題やる子」やね。
ただ、良くも悪くも「学校で習う範囲」をほとんど出えへんから、ここから自力で北辰テストの偏差値を65以上に爆上げするのは、本人がよっぽど気合を入れへんと難しいのが現実なんやよね。
個別指導塾:森塾・スクールIE・ITTO・明光義塾など
「手厚さ」を売りにして、仕切りで区切られたブースで授業を受けるスタイルやね。
ここはデメリットが目立ちがちやけど、実は知る人ぞ知る「隠れた勝ち筋」もあったりするんよ。
ここはちょっと、リアルな現実をお話しせなあかんね。
一般的に、個別指導の先生って、集団指導の先生に比べると教える力がちょっとのんびりしてるケースが多いんよ。
ウチが昔おった大手進学塾でもね、教えるのがめちゃくちゃ上手なエース級の先生はみんな「集団指導」に回されて、まだ経験の浅い先生とか、あんまり結果が出せへん先生が、おまけの「個別指導担当」に任されてたりしたんよ。
それに、基本は先生1人に生徒が2〜5人やろ?
80分の授業でも、うちの子が直接教えてもらえる時間って「16〜40分」くらいしかなくて、他の子に説明してはる間はただ「待つ」しかないんよね。
一緒に受ける子の声が近すぎて丸聞こえやから、シャイな子は質問しづらくて居心地悪そうにしてたり。
進学塾さんと同じで季節の講習で10万円以上が余裕でかかるから、なんとなく選んじゃうと最悪のコスパになってまうかも。
ここまでちょっと意地浅なこと言うちゃったけど、個別指導塾にはこれを一気にひっくり返す爆発力が眠ってたりするんよね。
大手の進学塾におまけのようについてる個別やなくて、「個別指導だけを専門にやってる塾」には、たまーにびっくりするほど素晴らしい先生が潜んでたりするんよ。
集団授業みたいに大きな声を出すのは苦手やけど、目の前の生徒の弱点を見つけて伸ばすのが天才的な「職人肌のプロ」とか、子供の心を開くのが神がかって上手な先生がたまにいるんよね。
こういう先生に出会えたら、もうお宝発見やわ。
個別指導の弱点って「1対2~5」で時間がバラけちゃうことやけど、これは曜日とか時間帯、生徒の組み合わせ次第で大化けするんよ。
たまたま他の子が休んだり、あんまり人気のない時間帯を狙って授業を入れたりすると、先生と我が子だけの「実質1対1指導」になることがあるんよね。
1対3とか1対4の安い月謝のままで、家庭教師みたいに付きっきりで教えてもらえる状態が作れたら、これほどコスパ最強な環境はないわぁ。
家庭教師
1対1でお家、あるいはオンラインで付きっきりで教えてもらうスタイルやね。
「ハイリスク・ハイリターン」の最たるもので、良くも悪くもギャンブルやね。
ウチは今、まさにプロの家庭教師として活動してるからこそ身に染みて分かるんやけど、授業の時間ぜんぶがうちの子のためだけに100%使われるから、バチッとハマったときの爆発力は塾の比やないんよ。
それに、家庭教師には「夏期講習とかで一気に何十万もドカンと飛ぶ」っていうシステムが基本おらへんしね。
1年を通して毎月決まったお月謝だけでいけるから、トータルの費用は大手進学塾さんや個別指導塾さんよりも、実は安く抑えられるケースがほとんどなんやよ。
あとな、「プロやから安心」「学生のアルバイトやから頼りない」なんてのは、この世界では全然通用せえへんの。
学生さんさんでも偏差値を10くらいひっくり返しちゃう先生もいれば、逆に「プロ」って名乗って高いお金取りながら、ダラダラ過去問解かせるだけのダメダメな先生も山ほどいるんよ。
うそやでー、って言いたいけど、これはほんまの話なんやわ。
「でも、家庭教師って合わへんだら先生変えてもらえるんやろ?」って思うかもしれんね。
うん、確かに交代はできるよ。
ただな、そこにはちょっと裏の代償があるんよ。
まず、交代の手続きとか次の先生を探すのに、それなりに時間がかかるやろ?
受験前の大事な数週間が、先生選びのロスで一瞬で溶けちゃうんよね。
さらに、「新しく来た先生が、今度こそ我が子に合うとは限らへん」っていう怖さもあるし。
何より、先生がコロコロ変わるのって、ただでさえデリケートな受験生の子にとって、精神的にかなりの負担になっちゃうしね。
当たりを引いたら大逆転やけど、一歩間違えたら時間とお子さんのメンタルを削り続ける、まさに諸刃の剣やわ。
まとめ:うちの子の「現在地」と「お財布事情」をじっくり見極めてな
塾選びで一番やったらあかんのは、「大手やから」とか「個別で手厚そうだから」っていうイメージだけで決めちゃうことやね。
国立とか早慶附属みたいな最難関の別格を狙うなら、特殊進学塾(早稲田アカデミー・サピックスなど)一択やね。
北辰テストの偏差値が65以上で、県立御三家とかの上位校を狙う(講習代もドンと来い!)なら進学塾(スクール21・あづま進学・栄光ゼミナールなど。
偏差値60未満で、内申点もお財布への優しさも両立して中堅校を狙いたいなら補習塾。
偏差値60未満で、集団のスピードについていけへん(個別専門塾のいい先生とか、実質1対1の枠を狙う)なら個別指導な。
講習代を抑えつつ、ギャンブル覚悟で相性ぴったりの先生と一騎打ちするなら家庭教師や。
お母さん、お父さん、「どの塾が一番すごいか」やないんよ。
「今のお子さんの学力、性格、そしてお家のお財布事情に、どの環境がピタッとハマるか」やね。
ぜひ、このリアルな基準を物差しにして、塾の営業トークに流されへんように賢く選んであげてな?



